ぼく)「傷や損傷はないって言いましたよね?」
ディーラーさん)「ですから、こちらで無償で交換致します。」
お金を払ってから大問題発生。初めての車購入なのにこんなのあんまりじゃないか・・・
ぼくがポルシェを購入したのに、納車前に大問題発生。そして思わぬ展開に!?
購入直後の大問題とは・・・
今回の記事に関しては、ぼく(福井亮眞)の主観が入った文章ややりとりが見られる可能性がございます。また、この方法をオススメするわけではございません。あくまでご参考までにお読みください。
前回の記事でお話した通り、巡りに巡ってぼくの手元に遥々東京のポルシェセンターを通して認定中古車のポルシェマカンSを購入することができた。
誰に見せても、「良い買い物したと思う!」と言われるくらいだ。
「俺は車を買うセンスがあるんじゃないか?笑」と心の中で思っていた。
北海道在住で東京の店舗での車購入となると、基本的には電話とメールでのやり取りだ。
だから、車体のチェックなんてもちろんしていない。
車体に傷や修理歴があっては困るので、電話で何点か確認をした。
- 車体に傷はついていないか
- 走行に問題はないか
- 他のマカンの金額より安いのはなぜか
- ディーラーからみて気になる点はないか
傷等はなく走行も問題ない。他のマカンより安いのは2018年製で走行距離が7.5万キロとやや走りすぎな点。ディーラーからの気になる点は走行距離くらい。
と返答があった。
北海道の札幌に住んでいる為、車をたくさん走らせることもない為、走行距離も許容範囲だった。
だからこそ、安心して買ったのだが、契約完了の数日後ディーラーから一本の電話があった。
そして、この電話から大問題に発展していく。
「福井様。申し訳ございません。整備工場にお車を輸送中にピロー部分に傷がついてしまいました。整備工場にて新品と交換するのでご安心ください」
なぬ。傷だと!?まあ新品に交換してくれるなら良いだろう。
しかし、その数時間後に電話があった。
「福井様。申し訳ございません。ピロー部分の在庫が当店になく、ドイツからの取り寄せとなる為数ヶ月お時間頂戴する事となります。その為、一時的ではございますが交換品到着までは現在の状態で走行をお願いしたく存じます。必ず交換致しますので、ご安心ください」
そうか。時間がかかるのか。それでは仕方ない。
と思い、周りにこの話をしたところ、
「それはディーラー側に非があるし、かなり問題な事だから、ちゃんと話して何かしら補填をもらうべきだ!」
とのお声が多数。
車関係に無知なぼくは何も知らなかった。
それなら、ディーラーさんに一度話をしてみよう!そう思い、ぼくから電話をかけた。
「今回の件を周りに話した際に、問題があると思うと伝えられた。だから、何かしら補填を受け取ることはできないか?」
と、しかしその際の返答は
「ですから!新品と交換するのでご安心ください。そもそも元々ピローは破損していました。輸送中に傷がついたわけではございません。」
言っていることが違うじゃないか!聞き間違いか?いや、そんなことはない。これは流石に酷いんじゃないか?
そんなこんなで、ぼくは数日間やり取りを続けた。何よりショックが大きかった。
実際に傷が入ったピロー部分はこんな感じだ。
白い傷が無数にある状態だ。今思えば経年劣化なのかもしれないが、当時はそんな事も知らなかった。
数日間のやり取りを気に、申し訳ない事だが、ディーラーさんの上司の方と直接お電話する事となった。
そして、この上司の方との電話でこの件を終える事となるのだが・・・
解決に至った経緯とは・・・
そして、ディーラーさんの上司の方と電話をする事となった。念には念をで録音も取る事にした。こういう事は本職の営業代行業が活きていると思う。
もちろん、誠意ある対応をしていただき、かれこれ10分程度電話をした。
結論からいうと、
- ご提供時にガソリン満タンで納車
- 後方ドライブレコーダー無料
- コーティング加工無料
- ポルシェライフスタイルから、気に入ったものを1品お渡し
というものだった。ここまでしてくれるのか!
ぼく自身の電話での対応等で問題もあったかもしれないが、予想以上の対応をして頂いた。さすがはポルシェさん。
早速ぼくはポルシェライフスタイルから欲しいものを探した。
飛行機に乗る機会がかなり多い為、RIMOWAとポルシェのコラボのキャリーケースをお願いする事にした。
それがこちら。なんと美しい。
色々問題はあったが、結果的に無償で修理していただけるだけではなく補填もつけて頂いたのでぼくとしては最高!の一言に尽きる。
しかし、このような行動をよく思わない人もいると思う。その点に関しては申し訳ない。
まあ、初めての車購入で失敗をしなくて良かった。周りの方々のお陰様だ。
中古車を購入するときの注意点
- とにかく実物を見てから決める事
- 平均よりも安い場合は何か問題があると思って話を聞く事
- 知り合いに車に詳しい人がいる場合はまず相談すること
ぼくが思った事はこの3つだ。他の方の記事ではより詳しく中古車を購入する時の注意点はあると思う。
しかし、今回の問題はかなりイレギュラーな為、ぼくも一般的に注意する事は除こうと思う。
もし、マカンの購入を検討しているならばピロー部分はよく見ておいた方が良いかもしれない。
後日記事にする予定だが、ブレーキパッドとディスクローターも要注意だ!
特に前オーナーがスピード強だった場合はかなりすり減っている。
それらをクリアすれば大満足で、他とは一味違うSUVを体験できる事はぼくが保証しよう。
次回予告
26歳で買った、ぼくのポルシェ──Vol.3ついに納車!雪道!でかい!速い!大興奮!マカンはただのSUVではなかった…
北海道の札幌に住んでいるブログ管理兼ポルシェマカンオーナーの福井亮眞です。「ぼくのポルシェ」では、車に全く興味がない男が、ポルシェマカンと出会うことで車の魅力に気づくことができたからこそ、ポルシェマカンの魅力と様々なトラブルを発信しています。
本業ではライズ株式会社の代表として経営もしている為、かなり不定期となりますが、暇な時にでも世話が焼けるぼくの愛しのマカンちゃんをご堪能ください。